それなら、わざわざ書く必要もないと言えばそうなのかもしれませんが、今回の記事は誰かに読んでもらう為ではなくて自分の気持ちの整理として書こうと思います。
まあ、ブログなんてあくまでも個人の日記であって、他人に迷惑が掛かったりすることを書くのはNGですが、それ以外はどんな事を書くかは個人の自由だと僕は思っています。
それに今回の記事の内容は、自分にとっては大事なことですが、周りにとっては大したことがないような事ですし、誰に迷惑が掛かることもありませんし・・・。
今年の目標としていました、今夏の南アルプス登山ですが、足の回復が悪い為に今年は断念することにしました。
自分としては怪我をしたこの数か月の間、焦り、苛立ち、落ち込んだりしながら過ごしてきました。
そもそもが、自分で目標を立て、自分で歩く距離を伸ばしていった結果の怪我で、他人のせいでも何でもなく自業自得だと言えます。
それは頭では分かってはいるのですが、スタートラインにすら立てずに諦め、1年間指をくわえて過ごすのかと思うと、情けなさから随分と落ち込みました。
「お前なんかが来るな」と言われているような気もしたりして・・・。
4月にも書きましたが、冷静に考えれば、今無理をするのは長い目で見たらデメリットでしかありません。
また、仮に今後良くなったとしても不安感の方が圧倒的に大きい今の状態では、とても長距離を歩くことなどできません。大げさかもしれませんが、山で自力で動けなくなることは=死ぬことだと思います。
だから、完全に治って自信を持って歩けるようになってから行くべき。年齢的に考えても、来年だって再来年だってこの先まだまだチャレンジはできる。別に来年になったら死ぬ訳でもないし・・・、今年やらなきゃならない理由なんてない。
頭の中ではこんな考えが浮かびます。
それでも今年チャレンジしたい気持ちは強くて、ギリギリまでこの決断を伸ばしてきましたが、自分で決めたリミットの7月になっても完全に良くならないことから今年は非常に残念ですが諦めることとしました。
先にも書いたように、今回の怪我は理由も原因も自分のせいだし、その後の対応の悪さも自分の責任だと思います。
何だかんだで周りから見ても問題ないくらいに動けてしまうので、渓流釣りやアユ釣りに行ったり、GW頃には焦って山に復帰したりもしていました。また、怪我をちょっと甘く見ていて、病院や整骨院に行ったりしたのも遅かったですし。
皮肉って言えば、これ以上の自業自得もないですね・・・。
もちろん、全てを我慢して大人しくしていれば、今頃は完治して思う存分やりたいことができているかと言えば、それは分からないのですが。

下栗から見た兎岳、聖岳、上河内岳
当初は遠山川沿いの聖岳~光岳を回る周回コースを歩くつもりでした。
ただ、このコースは去年9月に登山口に通じる道路が崩落してしまって、復旧は来年春以降になるようです。そういったことからも、今年ではなくて来年にチャレンジすべきなのかもしれませんね。
現在の状態ですが、最初に痛めた左のアキレス腱はまあまあ良くなってきています。
ただ、左足アキレス腱をかばった為に右のアキレス腱が悪くなり、足裏も痛くなり・・・、最近は内腿や左膝も良くない時があったりして・・・、と足はボロボロ。どこも特別痛くなったりはしないものの、慢性的な違和感や鈍痛が抜けない感じです。
足ばかりではなく、気持ち的にも大分ボロボロな感じはいたします・・・。
そんな訳で、だましだまし釣りに行っていましたが、しばらくは釣りは控えるつもりでいます。
幸か不幸か今シーズンのアユ釣りは好調ではないし、7月は仕事も忙しくて休みがあまりないので。
山にも行けなければ、アユ釣りにも行けないのは自分としてはつまらなくて仕方がないのですが、更に長期化してしまうのは絶対避けたいので、ここは我慢します。
足の具合が良くならなくて、なかなか気持ち的にも前を向けないのですが、この夏はこんな時にしかできないことをして過ごそうと思います。(しばらくは写真ブログになりそうです(^^;)
尚、足の具合や南アルプス登山云々については愚痴っぽい事しか書けそうもないので、当面は書く事を控えます。
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Thoughts on 決断・・・
says...
こんばんは。
記事を読ませていただいて、分かるような気がします、今の私が全く同じような気持ちで情けなく精神的にも参ってしまい、安定剤で紛らわせている状態です、私のは老化による症状、キジトラさんはお若いし怪我によるもの必ず回復します、私は76歳、保存療法で治らなければ手術してでも治して、また、釣りやキノコを楽しもうと思っています、焦らず、元気出して居れば、きれいな写真とアユ釣りを楽しむことが必ず来ると思いますよ!
says... Re: ハックルさんへ
ハックルさん、コメントありがとうございます。
釣りや山なんて趣味(正確にはワイフワークですね)なので、できなくても死ぬ訳ではないし、先の東北や熊本の震災に遭った方の苦しみなどと比べるとちっぽけなことで悩んでいるとも思いますが、やっぱり思うようにいかないと落ち込みますね。
怪我の痛みよりも精神的なダメージの方が大きい気がします。
この記事を書いてから改めて考え、焦らずに完全に怪我を治してから釣りや山に復帰する決心が付きました。
(大分遅いですけどね(^^;)
このコメントで随分救われた気がしました。
ハックルさんもお大事になさって下さい。お互い完全に良くなってまた楽しみましょう。